九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター

RESIDENS

地域科学技術イノベーション政策支援システム「RESIDENS」が完成しました。

九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センターでは、2012年度から2013年度までの全国の地域STI政策基本調査、公設試験研究機関成功事例調査により収集したデータを基盤に推論ルールを内蔵した検索ツールを組み込んだシステムの構築を進めて参りました。2015年10月にシステムが完成し、全国の自治体と関係機関の皆様にオンラインで利用可能な状態となりました。本システムは、

Regional Science, Technology and Innovation Policy Decision Support System

の頭文字をつなげて「RESIDENS」という略称を付けました。RESIDENSは地域に居住する市民・住民を意識したネーミングです。地域STI政策に関する、または関心を持つ皆様に本システムを自由にご利用頂ければ幸いです。本システムを政策立案や政策研究にご活用ください。

「RESIDENS」は、次のような役に立ちます。

超高齢化・人口減少の一層の進展の下で衰退のリスクを抱えた地域社会を活性化させていくために、地方自治体の政策立案担当者が、地域の実態に関するエビデンスに基づく将来像を見据え、他地域の先進事例を参考に、地域の実情に即した政策を的確に立案し、実行することが不可欠です。このため、各都道府県・市区町村がこれまでに実施した政策の事例(科学技術政策、環境・エネルギー政策、デザイン政策等)を収集し、政策目的や政策課題別に瞬時に検索抽出できるシステムを構築・提供することで、地方自治体の自発的な地域産業政策や地域活性化政策の立案、実行を支援します。このシステムでは、上記の既存の政策を立案するにあたって各自治体が、どのような情報源を活用して政策立案を行ったかを明らかにできます。ユーザーの政策立案にとって有益な情報源を提供します。

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