九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター

科目一覧

コア科目

科目名(単位数) 概 要 主担当・担当講師
科学技術イノベーション政策概論 (2単位) 本講義では、まず科学技術イノベーション(以下STIと略す)に関する知識を公共財として捉える視点から、その経済的特質を理解する。また、STI プロセスのダイナミクスを、産業の具体例に則して理解する。その上で、知識生産に対する資源配分の最適化という側面から、STI 政策の目的、STI プロセスに対する政策介入の理論的根拠、政策史の概観、日本のSTI政策の特徴、STI政策に関連する諸制度、政策手段の多様性などに関する基礎知識を得る。 永田 晃也(経済学研究院 教授/CSTIPS センター長)
科学技術イノベーション政策分析 (2単位) 本講義では、科学技術イノベーション政策の立案、決定、実行、評価を支援するための定量的な政策分析・政策評価の手法を習得する。また、政策分析に使用する科学計量学的手法、科学技術イノベーション政策関連の国内外の統計、論文・特許データベース、技術予測手法に関する基礎知識を得る。更に、オリジナルデータを収集するための質問票調査等の方法に関する基礎知識を得る。 鈴木 千賀(CSTIPS 助教) 石田 実(前水産研究・教育機構 主幹研究員) 五箇 公一国立環境研究所 室長岡添 巨一(外務省 在イタリア日本国大使館一等書記官/対FAO日本常駐代表代理)
科学技術社会論概説 (2単位) 本講義は、科学技術イノベーション政策の対象となる知識生産活動と知識の普及プロセスに対する理解を、行為主体間の相互作用を捉える視点から深めることを目的とする。そのため、科学コミュニティのダイナミクス、科学に対する公衆理解などに関する社会学的な分析フレームワークを習得する。また、STIに関する社会的合意形成を図るための政策手法(コンセンサス会議、サイエンス・コミュニケーション、リスク・コミュニケーションなど)の機能と問題点について理解する。 小林 俊哉(CSTIPS 准教授) 平川 秀幸(大阪大学 教授) 加藤 尚武(京都大学名誉教授) 夏目 賢一(金沢工業大学 准教授)
科学技術イノベーション政策立案演習 (2単位) 少人数指導体制の下で、科学技術イノベーション政策に関する課題を設定・分析し、政策提言を取りまとめるまでの一連のプロセスを経験することにより、政策立案に関する実践的な能力を習得する。講義では、政策立案に際して用いる分析手法や評価手法、対象とする政策について行われている様々な学術研究について学習すると共に、学んだ知識を基に政策立案を行う。学生が立案した政策について発表と討論を行い、最終的に政策提言をまとめる。 鈴木 千賀(CSTIPS 助教) 石田 実(前水産研究・教育機構 主幹研究員)竹村 明洋(琉球大学教授) 牧野 光琢(東京大学大気海洋研究所 教授)

固有科目

科目名(単位数) 概 要 主担当・担当講師
東アジア地域の科学技術イノベーション政策 (2単位) 本講義では、科学技術イノベーション政策に関する基礎理論を学び、東アジアの政策動向や取組事例、および国際技術移転、知的財産権の問題などについて取り上げる。環境問題をはじめとする様々な社会的課題の解決に対し必要な科学技術イノベーション政策を取り巻く現状や課題について検討する。また、東アジアの経済・産業政策の歴史的な背景、各国の科学技術イノベーション政策の動向や具体的な取り組みについて理解を深め、さらに、知的財産戦略と技術移転などの具体的方策について考察する。アジア地域の持続的成長に向けて、日本はどのような貢献をなすべきかを議論し、これらの地域における科学技術力の強化や国際協力戦略の構築、ビジネス展開について検討する。 諸賀 加奈(CSTIPS 助教) 出水 薫(法学研究院 教授) 堀井 伸浩(経済学研究院 准教授) 古川 柳蔵(東京都市大学 教授) 永野 博(公益財団法人日本工学アカデミー専務理事/政策研究大学院大学非常勤講師/慶應義塾大学訪問教授) 村上 恵美子(北九州市環境局環境国際経済部環境国際戦略課アジア低炭素化センター事業化支援課長)
地域イノベーション政策特論 (2単位) 本講義では、地域イノベーション・システムの概念を理解し、産業競争力を構成する地域的な諸特性や政策課題を分析するための視点を習得する。その際、産業クラスター等の分析概念を習得するとともに、研究開発支援等の施策・制度、大学・公的研究機関等の中核拠点等の役割に関する基礎知識を学ぶ。あわせて企業戦略、新産業創出等、イノベーション政策に関連するイシューに対する理解を、産学官の諸アクターによる相互作用プロセスを捉える視点から深める。 平田 実(CSTIPS 客員教授)
環境・エネルギー政策I (経済学的・行政学的アプローチ) (2単位) 本講義では、環境・エネルギー問題に関する政策課題を経済学的および行政学的なアプローチにより分析する。まず、環境政策の基礎理論を習得し、各国の産業構造と経済発展の動向を踏まえ、地球環境に及ぼす影響を経済学的に評価する。持続可能な発展を実現するための環境・エネルギー政策に向けた意思決定のあり方や具体的な方策についても検討する。また、環境政策への法的アプローチについて学び、環境保全と持続可能な社会の実現に向け、行政が果たすべき役割と国内外の具体的な諸課題について考察する。以上を踏まえた上で、本講義では、課題に対してどのような施策を講じるべきか、政策決定プロセスの構造やあり方について検討する。さらに、社会の持続的発展のため、環境・エネルギー政策と科学技術のあり方について議論する。 諸賀 加奈(CSTIPS 助教) 藤田 敏之(経済学研究院 教授) 嶋田 暁文(法学研究院 教授) 沖 祐太郎(国際部J-MENAオフィス特任講師) 勢一 智子(西南学院大学 教授) 渡邉 智明(福岡工業大学 准教授)
環境・エネルギー政策II (工学的・生態学的アプローチ) (2単位) 本講義は、東アジア地域の環境・エネルギー問題に関する生態学的な評価・分析と、問題解決に向けた工学的アプローチに関する基礎知識の習得を目的とする。 小林 俊哉(CSTIPS 准教授) 島岡 隆行(工学研究院 教授)平野 照実 (NPO法人福岡グリーンヘルパーの会理事)
地域サステナビリティ (2単位) 本講義では、持続可能な地域社会を構築するためのSTI政策の課題に対して、分野横断的なアプローチを行う。 ここでは都市工学、農業問題、地域医療、防災システム等に関するトピックを取り上げることにより、STI政策のための複合的な視点を提供する。 小林 俊哉(CSTIPS 准教授) 舘 逸志(地域活性学会 副会長) 中森 義輝(北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授) 馬場園 明(医学研究院 教授) 前田 幸嗣(農学研究院 教授) 他

時間割・シラバス

前期

時 間 月曜 火曜 水曜 木曜 土曜1 土曜2
3限 13:00~14:30 地域サステナビリティ〔小林〕 2コマ連続(隔週開講)
4限 14:50~16:20
6限 18:30~20:00 科学技術イノベーション政策概論〔永田〕 環境エネルギー政策Ⅰ 〔諸賀〕 科学技術イノベーション政策分析〔鈴木〕 環境エネルギー政策Ⅱ 〔小林〕

[授業期間]2022年4月11日~8月8日

後期

時 間 土曜1 土曜2
1限 9:20~10:50 東アジア地域の科学技術イノベーション政策〔諸賀〕 2コマ連続(隔週開講) 科学技術社会論概説〔小林〕 2コマ連続(隔週開講)
2限 11:00~12:30
3限 13:30~15:00 地域イノベーション政策特論〔平田〕 2コマ連続(隔週開講) 科学技術イノベーション政策立案演習〔鈴木〕 2コマ連続(隔週開講)
4限 15:10~16:40

[授業期間]2021年10月2日~2022年2月12日

使用教室一覧

学 期 伊都キャンパス 〒819-0395 福岡市西区元岡744
前期 4月11日 ~ 8月8日 センター2号館 2307教室
後期 10月2日 ~ 2月12日

(注)学内行事等により教室を変更することがあります。変更が生じた際には、CSTIPSホームページ等で適宜お知らせいたします。

2021年度は、伊都キャンパスと病院キャンパス(遠隔講義)で開講予定です。ただし新型 コロナウイルス感染症対策のため受講者の自宅での遠隔講義になる可能性があります。 各キャンパスマップは次の九大ホームページをご参照下さい。 https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus

トップに戻る