タイトル |
第10回STI政策シンポジウム |
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テーマ |
「児童虐待の根絶に向けて-科学技術の課題」 |
開催日時 |
令和5年3月24日(金)13時30分開演(13時~受付) |
会場 |
TKP博多駅前シティセンター ホールB |
主催 |
九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター |
司会 |
永田 晃也 九州大学経済学研究院 教授 / 科学技術 イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS)センター長 |
講演者 |
黒田 公美(理化学研究所脳神経科学研究センター 親和性 社会行動研究チーム チームリーダー) 高岡 昂太(株式会社AiCAN代表取締役) |
パネリスト |
基調講演者2名/小澤 永治(九州大学大学院人間科学研究院 准教授/臨床心理士・公認心理士)/司会 永田 晃也 CSTIPSセンター長 |
内容 |
児童相談所における児童虐待相談対応件数は、2000年の児童虐待防止法の施行と、その後の数次に亘る法改正を経てもなお増加する一方です。2021年度の児童虐待相談対応件数は20万7,659件で過去最多を更新しました。このような子どもの安全を守れない社会であり続ける限り、我が国にはいかなる未来もあり得ません。 本シンポジウムでは、法制度の整備によっても歯止めがかからず年々深刻化するこの社会問題に対して、科学技術はどのような解決策を提示し得るのか、また解決に寄与し得る科学技術の社会実装に係る政策課題は何かを検討します。講演者には、生物学・神経科学の観点から児童虐待の発生要因を解明し、虐待を防ぐための養育者支援のあり方について研究してこられた黒田公美先生と、認知行動科学の観点から虐待対策へのアウトリーチを研究され、児童相談所にAI搭載支援システムを提供するベンチャー企業AiCANの代表取締役に就任された高岡昂太先生をお招きします。また、パネル討論では、児童福祉施設における心理臨床援助に取り組まれてきた本学の小澤永治先生にご登壇いただき、虐待対策の現場の知見を踏まえて、今後の政策課題に関する理解を深めてまいります。この問題の解決に向けて連帯していただける方々のご参加を、心よりお待ちしております。 |
使用言語 |
日本語 |
参加対象 |
大学職員、学生、大学教育に関心をお持ちの方、一般の方 |
定員 |
会場参加100名、オンライン300名 (先着申し込み順、要事前登録) ※オンラインLIVE配信(ZOOM使用) |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
申込ウェブサイトからか、FAXにて参加者氏名・ご所属・Emailを記載のうえ092-802-6654(fax)までお申し込みください。 |
お問い合わせ |
九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター 〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス共進化社会 システムイノベーション施設3階 TEL:092-802-6650 FAX:092-802-6654 Email:office@sti.kyushu-u.ac.jp |