タイトル |
第9回STI政策シンポジウム |
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テーマ |
総合知で創る東アジアの環境イノベーション |
開催日時 |
令和4年3月10日(木)13:30~17:30(受付13:00~) |
会場 |
アクロス福岡7階大会議室 |
主催 |
九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS) |
講演者・パネリスト |
島岡 隆行 教授 (九州大学大学院 工学研究院) 弓本 桂也 教授 (九州大学 応用力学研究所) 堀井 伸浩 准教授 (九州大学大学院 経済学研究院) 司会:小林俊哉 准教授(九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター) |
講演者 |
永田 晃也 教授 (九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター センター長) 東アジア環境リーダー招待講演者 マリョノ(ディポネゴロ大学)、インカエウ カナウット(ラジャマンガラ工科大学プラナコン) |
内容 |
近年我が国を含む世界各地に度々甚大な自然災害をもたらしてきた異常気象は、温室効果ガス排出量の増加に伴う地球温暖化が原因の一つと考えられています。このような広域的な原因に由来する環境問題を解決していくためには、もとより国ごとに可能な範囲の取り組みを進めるばかりではなく、地球規模の視野に立った政策対応が求められます。また、問題の究極的な解決には、人や企業の行動変容を促す社会システムの改革まで射程に入れなければならないため、自然科学や工学のみならず、人文・社会科学を融合させた知識が必要となります。それは2021年3月に閣議決定された我が国の第6期「科学技術・イノベーション基本計画」が提唱する「総合知」に他なりません。 今回のSTI政策シンポジウムでは、東アジア諸国の急速な経済成長に伴って深刻化しつつある環境問題に焦点を当て、その解決に向けて総合知を創出していくため、九州大学の保有する多様な学問分野の知識を結集して分野を横断する新たな共同研究テーマを探索します。 九州大学は、2010年に文部科学省戦略的環境リーダー育成拠点形成事業に採択され、アジア諸国における環境問題に対応できる人材の育成を目的として、2014年度まで「東アジア環境ストラテジスト育成プログラム」を実施しました。このプログラムを中国、ベトナム、ミャンマー、ネパール、フィリピン、カンボジアなどから来日して受講した修了生70名は、帰国後、各国の環境リーダーとして活躍しています。 また、九州大学では現在、大陸から飛来する黄砂の解析予測図の提供を可能にした、気象庁及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究など、東アジアの環境問題に関する多様な研究が実施されています。 本シンポジウムでは、「東アジア環境ストラテジスト育成プログラム」において中心的役割を担われた島岡隆行教授に基調講演をいただき、また同プログラムの修了生として各国で活躍する環境リーダーに問題提起をしていただきます。さらに東アジアの環境問題に関する研究に取り組む専門家の方々に、講演者、パネリストとしてご登壇いただき、本学が総合知の創出に向けて取り組むべき研究課題に関する理解を深めてまいります。 |
使用言語 |
日本語、英語(当日、日英同時通訳あり) |
定員 |
※対面及びオンラインLIVE配信によるハイブリッド開催(定員:会場先着50名、オンライン定員300名を予定)、会場とオンライン同時開催、要事前登録、(Zoom使用)※オンラインで参加される場合には、後日(開催前日までに)ご登録いただいたメールアドレス宛にZoomウェビナーへの参加URLをお知らせします。 |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
会場、オンライン参加両形態ともに「参加申込」ボタンから事前申し込みください。 |
お問い合わせ |
九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター 〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス 共進化社会システムイノベーション施設327 TEL:092-802-6650 FAX:092-802-6654 E-mail: office@sti.kyushu-u.ac.jp |